「それは、誰もが持っている、もうひとつの可能性」

「最初は海外との電話会議で緊張して、ほとんど発言できませんでした」

大手メーカーで営業事務として働いていた山田さんは、社内公募の海外案件プロジェクトに応募。語学研修と実務を組み合わせたプログラムを通じて、現在は欧米クライアントとの折衝を任されるプロジェクトマネージャーに成長しました。

「変化は想像以上に大きかったですね。語学力の向上はもちろんですが、それ以上に、多様な価値観を受け入れる柔軟性や、自分の意見を発信する積極性が身についたと感じています」

「海外経験が、ビジネスの可能性を広げてくれました」

IT企業のエンジニアだった佐藤さんは、シンガポールでの2年間の駐在経験をきっかけに、アジア市場向けのソフトウェア開発会社を起業。現在は日本とシンガポールを拠点に、30名のチームをリードしています。

「異なる文化背景を持つメンバーをまとめることは簡単ではありません。でも、その経験が私のリーダーシップを磨いてくれました」

「言語を学ぶことは、新しい世界の扉を開くことでした」

英語教師として働きながら、オンラインで海外クライアントのコンサルティングを行う中村さん。独学でビジネス英語を習得し、現在は月の半分をリモートワークで海外クライアントに対応しています。